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2020年8月3日月曜日

位置情報をトラッキングするロケーションシステムのご紹介

弊社プロダクト製品の一つに、スマートフォンなどのGPSを活用して位置情報をトラッキングするロケーションシステムがございます。
さまざまなロケーションシステムが存在しますが、弊社のロケーションシステムでは、大きく3つの特徴がございます。
  1. 位置情報を収集するGPSはスマホなどを活用
    ・市販のスマホなどを活用し、あらゆる動体の管理が可能、導入コストを低く抑えることができます。
  2. 収集したデータの再利用、再活用が可能
    ・収集したトラッキングデータを活用し、経路のボトルネックを可視化できる点など業務の改善に繋げることができます。
  3. 路線ダイヤのオープンデータ に対応
    ・公共交通機関をはじめとした路線やダイヤ情報に対応しており、国土交通省の推奨する「標準的なバス情報フォーマット(GTFS-JP/GTFSリアルタイム)」に準拠したデータを取り扱うことが可能です。これは、Googleマップをはじめあらゆる乗換案内サービスとのデータ連携だけでなく、オープンデータの推進へと繋がります。

主な導入事例
位置情報トラッキングシステムは豊橋市を中心に、さまざまな分野で導入いただいておりますので、下記に一部をご紹介します。

のってみりん https://knot.temirin.jp
2017年より、愛知県豊橋市にある路面電車の運行状況をWeb上でリアルタイムに確認できるロケーションアプリ”のってみりん”として導入・運営をいただいております。弊社が開発を行い、愛知県豊橋市と株式会社サイエンス・クリエイトが運営を行っております。のってみりんの由来は、三河弁の「乗ってみましょう」の意。現在、地元豊橋市の皆さまにとって日常生活になくてはならないサービスとして定着しています。また、路面電車は映画やドラマの撮影ロケ地として誘致活動に力を入れる豊橋市の宣伝媒体としても重要な役割を担っており、現在はNHKの連続テレビ小説「エール」のラッピング路面電車が運行しています(2020年7月現在)。”のってみりん”に表示される路面電車のアイコンも統一性を持たせることでイベントなどでは話題作りを提供し、ロケ地巡礼を行う観光客や、鉄道ファンの間ではTwitterやインスタでの投稿も多く、言わずと知れたアプリとなっています。

豊橋市を走る路面電車やコミュニティバスの運行状況が一目でわかる

運行中の路面電車アイコンデザインも注目されています!!

”のってみりん”の運用から3年が経ち、現在では路面電車だけではなく、コミュニティバス、牛川の渡船一級河川豊川(とよがわ)の両岸を結ぶ渡し船《牛川の渡し船 》の運行情報トラッキングも行っています。
また、”のってみりん”では車両走行データを収集し、信号の時間損失分布など交通渋滞のボトルネックを時間帯や天候別で検出することも可能です。ユーザー、導入事業者双方にとって有益な情報提供を実現できるシステムです。
2018年度土木学会インフラデータチャレンジ GTFS-JP賞・アプリ部門優秀賞受賞

おにどこ https://o2doko.com/
1000年以上の歴史を持ち天下の奇祭と呼ばれる、愛知県豊橋市の国指定重要無形民俗文化財「豊橋鬼祭」でも位置情報トラッキングシステムが活躍しています。安久美神戸神明社様のご協力のもと、豊橋技術科学大学と弊社で協働開発をいたしました。祭りのクライマックスで、赤鬼と天狗が街を練り歩く際の位置情報をリアルタイムにWeb上に表示、人々は厄払いになるといわれる、赤鬼からのタンキリ飴と白い粉(小麦粉)を浴びるためにアプリ片手に街中を探し回ります。”おにどこ” アプリは、トラッキング情報だけではなく、近隣情報のリアルタイムな交通規制、駐輪場の空き情報、公共施設(トイレや休憩所)の場所など土地勘のない観光客にも役に立つ情報もアプリ上に公開して、イベント時に必要な案内係の人員削減にも貢献しています。
天下の奇祭「豊橋鬼祭」
おにどこアプリの画面イメージ(2019年版)

”おにどこ”は、日本独自の衛星みちびき(準天頂衛星システム)のプロジェクトにも参加しています。
おにどこに関する過去のエントリー:豊橋鬼祭りにおける「おにどこ」トラッキングアプリ検証実験レポート(2018/3/9)

ゲスト専用送迎車トラッキングシステム
長野県白馬村にある高級コンドミニアム/貸別荘管理などを営む、THE HAKUBA COMPANY様でゲスト専用の送迎車トラッキングシステムとして導入をいただきました。白馬村は国内最大のスノーリゾートHAKUBA VALLEYにあるため上質な雪質を求めて数十キロ離れたスキー場への送迎を希望するお客様も多く、ほとんどが海外からの宿泊客のためお客様のご要望に合わせて送迎を行っています。トラッキングシステム導入前の位置確認は、ドライバーとコンシェルジュは、電話やLINEで行っていました。ドライバーは運転中であったりお客様対応の最中では対応ができず連絡がつかないことも多々ありました。トラッキングシステムを導入してからは、コンシェルジュ側で送迎車が今、どこにいるのかをリアルタイムに把握でき、お客様へのご案内や移動時間を想定した業務対応が可能になりました。
ゲスト専用送迎車トラッキングシステムに関する過去のエントリー:
https://webimpact1994.blogspot.com/2019/04/the-hakuba-company.html

ゲスト送迎車トラッキングシステム画面イメージ

この他、第9回穂の国・豊橋ハーフマラソン(2018年3月開催)のゲストランナー位置情報トラッキングアプリとしてご利用をいただきました。

初期導入構築費用(参考)
・電車、バスなどのロケーションシステムとして導入の場合:300万円~
・単発イベントなど、期間限定ご導入の場合:100万円~
※上記料金には、ハードウェア費、カスタマイズ費、サーバー費、保守費は含まれておりません。
※導入規模により料金は異なりますので、詳細はお問い合わせください。

製品に関するお問い合わせ
位置情報トラッキングシステムに関するシステム導入にあたっての初期費用、ランニング費用など詳細説明をご希望の方は、弊社問い合わせフォームよりご連絡ください。
担当者より折り返しご連絡をさせていただきます。

2018年3月9日金曜日

豊橋鬼祭りにおける「おにどこ」トラッキングアプリ検証実験レポート

愛知県豊橋市にある安久美神戸神明社では、約1000年前から続く全国的には奇祭としても有名な「鬼祭り」が毎年も2月10日、11日の2日間開催されました。
この伝統あるお祭りに、今年は新しい試みとして、弊社と豊橋技術科学大学大村研究室、水谷研究室が共同で開発をしたトラッキングシステム「おにどこ(https://o2doko.com/)」を提供し、伝統とITを融合させ祭りを盛り上げました。



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「おにどこ」トラッキングシステムご利用の案内チラシ

鬼祭りには物語があり、 2日目の終盤で「赤鬼と天狗のからかい」で、赤鬼は荒ぶる神、天狗は武神を表し、いたずらをする赤鬼を天狗がこらしめようとして両神秘術を尽くして戦い、赤鬼は再三挑戦したが天狗にはかなわず、赤鬼が負けその非を悟って持っていた白粉餅や穀物の粉で罪・けがれを祓い清めて里人に償いをするという言い伝えから、「アーカーイ」と叫びながら、白い粉と一緒にタンキリ飴を撒きながら街中を巡ります。このタンキリ飴を食べると、厄除けとなり夏病をしないといういい伝えがあります。(ええじゃないか豊橋ウェブサイトから一部文章を引用)



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「赤鬼と天狗のからかい」が始まりました!
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「白い粉」を撒きちらし祭りはクライマックスへ

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全員、白い粉まみれです!

「おにどこ(https://o2doko.com/)」は、この終盤の「赤鬼」や「天狗」が白い粉を撒き散らしながら、夜中まで街中を練り歩くときに、今鬼がどこにいて、天狗がどこを巡回しているのか、手元のスマートフォンからリアルタイムに把握ができるシステムとして活用されました。また、「おにどこ(https://o2doko.com/)」には、多くの観光客で賑わうお祭りにおいて、街の情報に不慣れな観光客が知りたい情報や、必要となる公共機関の情報、近隣駐車場情報、お祭りの見どころなどもリアルタイムに配信されるシステムです。
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「おにどこ」アプリの機能紹介


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「おにどこ」上に赤鬼と天狗の今いる位置や近隣の交通状況が分かりやすく表示されています
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「アーカーイ」と街をめぐる赤鬼
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「おにどこ」アプリを見ながら、今どこに鬼がいるのか確認をしています。
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タンキリ飴を一生懸命拾う少年
「鬼祭り」の開催前から、「おにどこ(https://o2doko.com/)」の注目度は高く、豊橋エリアのラジオや新聞に掲載されました。
2月9日放送 FM豊橋:https://youtu.be/aFErP_w6tPI(音声のみ)
豊橋鬼祭りの告知と合わせ、「おにどこ(https://o2doko.com/)」の使い方やどんな機能や情報を提供しているアプリなのか、具体的に紹介をしていただいています。

2月10日版 中日新聞掲載:https://goo.gl/mykiWB

 また鬼祭りの後にも2月23日放送 FM豊橋でインタビューが放送されました。
https://youtu.be/2Gm8E8uulB0(音声のみ)
「おにどこ」が伝統の鬼祭りで使われることになった秘話を、弊社豊橋コア技術開発部部長木村と、豊橋技術科学大学大村先生、 水谷先生の共同開発を行った三者が語っております。赤鬼を3Dスキャンした?!のはなぜでしょうか・・・先生方のお人柄も想像できる内容となってります。ぜひお聞きください。

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タンキリ飴の配布

 伝統の鬼祭りに活用された「おにどこ(https://o2doko.com/)」トラッキングシステムは、以前に「おどってみりん」で活用されたシステムがベースとなっております。
今回のお祭りで「おにどこ(https://o2doko.com/)」を利用した数は、数千人を超えました。
<データ集計結果>
ユニークユーザ数:1,765人
ページビュー数:6,517PV
また、アンケートにご回答をいただいた213人のうち、実に9割の方が「おにどこが便利だった」とご回答をいただきました。


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「おにどこ」運営スタッフと安久美神戸神明社宮司さんと
 昨年までは、「鬼はいまどこにいるんですか?」という問い合わせが大変多かったそうです。適切な部分にITを活用する事で、こうした問い合わせを解消する事が出来、観覧する地元の方々や観光客への混雑解消にも繋がりました。
また、来年の「鬼祭り」でも今年の改善点を活かし、バージョンアップした「おにどこ」をご提供してまいります。

「おにどこ(https://o2doko.com/)」トラッキングシステムについてのお問い合わせはこちらからお待ちしております。