事前の集中講義(8月21日、22日に実施した様子はこちら)を受講した学生7名(社会学部、経営学部、観光学部の4年生)が、2018年8月29日〜31日に岩手県陸前高田市を訪れ、現地での民泊で陸前高田を学びながら、「ICT教育プログラム」を実施しました。現地では、感情認識のロボットPepperを活用し、陸前高田市とICTをどのように活かせるのか、参加した中高生からたくさんのアイデアが発表されたようです。各グループの発表をご覧ください。(後日、立教大学で撮影)
Aチーム 【ナゾときPepper】
Pepperは、陸前高田市の中心市街地にある商業施設「アバッセたかた」(2017年4月オープン)に設置し、誰もが陸前高田市になじみ、遊んでもらえるように考えました。
アバッセたかたや陸前高田市立図書館などにちなんだクイズが出ます。問題は少し難しいかもしれませんが、Pepperがヒントも出してくれますので、あなたも陸前高田市の「ナゾとき名人」になれます。
謎解き×Pepper |
Bチーム【陸前高田市の魅力を教えてくれるぺーちゃん】
陸前高田市には、マスコットキャラクターの「たかたのゆめちゃん」がいます。住まいは「奇跡の一本松」の上です。その隣にある一本松茶屋にPepperを設置して、一本松を見学したお客さんが、次にどこに行けば陸前高田市の魅力を知ることができるか、教えてくれます。「教えて!」とPepperに声をかけると、スマホでは探せない陸前高田市の魅力が分かりますよ。
高田の魅力を教えてくれるぺーちゃん |
Pepperを陸前高田市の玄関口となるBRT(バス高速輸送システム)陸前高田駅に設置し、県外から来られた観光客だけではなく、地元の方にも待ち時間に利用していただきます。岩手県には、ニュアンスがとても豊かな方言が溢れており、陸前高田市にも温かい言葉遣いがあります。このチームが開発したのは、その陸前高田市ならではの方言を用いたコンテンツで、「方言クイズ&イベント紹介」です。陸前高田市の言葉でPepperがどんなクイズを出すかは映像を見てのお楽しみです。
方言ペッパーくん |