(2018/7/31プレスリリースはこちら:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000027921.html)
今年度は、立教大学ではパイロット・スタディとして来年度より履修科目となります。立教大学内での募集期間が短かかったですが、今プロジェクト1期生として経営学部、社会学部、観光学部といったさまざま学部の4年生7名が集中講義に参加しました。
1日目の午前中は、弊社代表高柳の講義を実施。
・ウェブインパクトの紹介と「IT前提経営Ⓡ」の取り組み
・今プログラム開設の目的と、陸前高田に派遣される学生の皆さんに期待したいこと
・質疑応答
が行われました。
弊社代表とネットを介した講義を受講中 |
1日目午後から2日目にかけては、ICTを教育する手法として、ソフトバンク社が提供するPepperを使い「はじめてのPepper ロボアプリ」と題した、ハンズ・オン講義を実施しました。ここで学んだ事を岩手県陸前高田市の高校生向けICT教育学修に活用していただきます。
弊社オリジナルテキスト。なかなかのボリュームです。 |
講義内容を一部を抜粋してご紹介します。
・Pepperの立ち上げ方、扱い時の注意点、PCとの接続など基本操作
・Pepper基本編
(コレグラムの基本説明/しゃべらせてみよう/うごかしてみよう/感情認識 etc…)
・Pepper応用編
(タブレットを使ってみよう/振付でしゃべらせてみよう/Dialogを使ってみよう etc…)
・グループワーク~開発・発表~
(学んだ事を生かしてPepperアプリをプログラミングしてみよう)
Pepperの特徴や機能を一生懸命に聞き入る学生の皆さん |
また、「陸前高田の高校生にはこうやってやろう!」とか、「対話プログラムを開発してPepperでICTを体験してもらう」など、陸前高田の現地で高校生に指導を行うイメージを持って講義に参加される姿が印象的でした。
素晴らしいチームワークを発揮する立教大学学生の皆さん |
開発するアプリのテーマは、「立教大学の名物や自慢」、「立教大学でPepperを活用させる方法」です。実際のサービスをイメージしながら、まずはコンテンツを考えます。
さすが大学生、アイディアがどんどん出てきます!!
2つのグループとも「立教大学内の学食を案内するアプリ」という意見にまとまりました!一見、同じ題材ではありますが、1つのグループは、表情認識を活用したアプリを考え、もう1つのグループは、感情でPepperとコミュニケーションを行うアプリを想定するといったPepperの特徴を活かしたアイディアになりました。
Pepperは、「ぺっぺ」というニックネームが付きました。(笑) |
Pepperにどのような言葉や動作を実装するのか、人とロボットがコミュニケーションを行うために1つ1つコードを書き、ボックスを繋ぎ合わせ、実装通りに動作するようトライ&エラーでテストを繰り返し行っていきます。
このテスト段階のエラーが起こった時、チームで協力し解決する方法を見つけ出す作業がグループワークでは貴重な体験になります。
初めてPepperをプログラミングするとは思えないほど、スムーズにコードを入力していきます!1つのチームは、ほぼ完成していたコードの保存ができていなかったため、すべて消えてしまうという経験もしました。諦めずに最初からコードを書き直しましたが、繰り返したことで間違いに気づくこともできました。
「ぺっぺーにどんな言葉をしゃべらせようか?」と楽しくプログラミング中 |
学生の皆さんが考えた「Pepperアプリ」の発表をご覧ください。
ウェブインパクト×立教大学社会学部 産学連携(寄付講座)学生向けロボティクス集中講義2日間:グループワーク発表①「ペッパー×お昼ナンミン」
表情をPepperが認識して、お勧めのランチを紹介するアプリを開発しました!
Pepperがなかなか表情を認識しない点に苦労もしましたが無事に完成しました。
(認識しない・・・そこがロボットです)最後に頭を撫でてるというところもコミュニケーションを高めますね。
ウェブインパクト×立教大学社会学部 産学連携(寄付講座)学生向けロボティクス集中講義2日間:グループワーク発表②「一食のペッペちゃん」
もう1つのチームは、味の好みからお勧めランチをPepperが案内してくれるアプリを開発しました。「発券機はこちら!」と言ったあとのPepperの動作とタブレットに矢印を表示させることで、誘導力を高めています。
習得したことをフル活用した素晴らしいアプリが完成し、出来上がったアプリが正しく動作すると歓声が上がりました!Pepperをフル活用したアプリはすぐにでも実用化できそうです!!
Pepperと一緒に、弊社エンジニアと立教大学学生の皆さんのP-ス!! |
また陸前高田に滞在中、学生さんは民泊体験や、被災地訪問など、さまざまな体験を予定しています。五感をフル活用させ現地に行ったからこそ体験できるたくさんの経験を将来に活かして欲しいと思います。学生の皆さん、頑張ってください!
株式会社ウェブインパクトでは、ビジネスや教育にPepperを活用した事業を行っております。お気軽にお問い合わせください。
(※株式会社ウェブインパクトは、Pepperパートナープログラム認定企業です。)
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