2020年11月24日
株式会社ウェブインパクト
東京技術開発部
副部長兼WEB給アップデートチームリーダー
西河 貴史
平素は、給与明細電子化配信サービス「WEB給®️」クラウドサービスをご利用いただき誠にありがとうございます。
株式会社ウェブインパクト(代表取締役:高柳寛樹/本社:東京都千代田区)が開発し販売を行う、給与明細電子化配信サービス「WEB給®️」から、源泉徴収票を電子化して配信する際に必要となる定義ファイルをWeb上で簡単に作成できる機能を2020年11月27日より提供開始します。
■「WEB給®️」源泉徴収票の電子化が不便だった理由
「WEB給®️」は、さまざまな給与計算ソフトでご利用可能なクラウドサービスのため、給与・賞与データをCSVで出力いただき、それぞれの明細項目を定義ファイルという項目名を指定するファイルと一緒に「WEB給®️」にインポートしてご利用をいただきます。
しかし源泉徴収票では、給与ソフトによって出力されるデータ形式が異なり、かつフォーマットが国税庁より指定されているため、スタッフ毎の源泉徴収票データを国税庁指定フォーマットに合わせた所定の定義ファイルに沿って加工・修正する必要があり、これが管理者のご負担となっておりました。また、源泉徴収票上に表示される項目名と、給与ソフトから出力される項目名が異なり、非常に煩雑な作業となっていました。
新機能「源泉徴収票定義ファイル」を利用した際の配信フロー |
■新機能!「源泉徴収票定義ファイル作成」による配信作業の簡素化
今回新機能としてリリースする「源泉徴収票定義ファイル作成」機能は「WEB給®️」の源泉徴収票インポート画面に追加されるリンクをクリックし、加工や修正をいただいていた源泉徴収票データをそのまま読み込むことで、源泉徴収票フォーマットの項目名を画面上で
”選択する” し、「WEB給®️」インポート時に必要な源泉徴収票定義ファイルを簡単に作成することが可能になります。
管理者画面>源泉徴収票メニューから新機能「源泉徴収票定義ファイル作成」へ遷移 |
新機能には、画面上に対応表を備え、実際の源泉徴収票フォーマットを参照しながら項目を選択することもできます。
項目を選択した後は、プレビュー機能から従業員に配信されたイメージが確認可能になります。これまでは「WEB給®️」から配信した後に、表示箇所が誤っていた場合、再配信をしなければならず手間がかかっていたかと思います。プレビュー機能を提供することで管理者の業務効率化をさらに実現いたします。
源泉徴収票定義ファイルを作成・出力した後、電子化する際の配信フローはこれまで通りです。
※「源泉徴収票定義ファイル作成」機能をご利用いただく場合は、Microsoft Edge、Firefox、Google Chrome のWEB給®推奨ブラウザでご利用ください。
(注:源泉徴収票データの出力方法についてはご利用中の給与計算ソフトをご確認ください。)
■給与明細電子化配信サービス「WEB給®️」について
給与明細電子化配信サービス「WEB給®️」は、電子化した給与明細、賞与明細、源泉徴収票を、社員・スタッフにメールやWebで配信を行うクラウドサービスで、業種業態を問わず、社労士・会計事務所や給与計算代行業など、多くのお客様にご導入をいただいています。
スマートフォンの普及拡大や、個人情報の管理が重要視される中、また一方で、ルーティーンワークをITに置き換え業務効率を上げ、コスト削減、残業時間の削減を目指す企業の働き方改革の取り組みも伴い、明細を電子化する需要は拡大しています。
さらに、コロナウィルスの感染拡大により、テレワーク、リモートワーク体制が求められることが後押しとなり、人を介さずにインターネット環境があればどこからでも操作・閲覧が可能なため、2020年度はお問い合わせや導入件数が倍増しています。
2021年には、国内バックオフィス系シェアNo.1
奉行シリーズでお馴染みのOBC給与奉行クラウドと連携する新バージョンをリリース予定です。
2007年のサービス開始から13年目となりますが、お客様のご要望に常にお応えでき、時代に見合った機能を提供し皆さまのお役に立てるサービスをご提供して参ります。
■「WEB給®️」料金体系
初期費用(税別) 50,000円
月額費用(税別) 利用者1名につき50円~
(※お見積希望の場合は、下記お問い合わせフォームよりお願いいたします。)
■「WEB給®️」に関するお問い合わせ
給与明細の電子化をご検討中のお客様は、お問い合わせフォーム️よりお問い合わせください。サービス資料やご利用人数に応じてお見積をご案内いたします。
社労士・会計士事務所など「WEB給®️」を代理店販売いただけるプランもございます。