今回のテーマは、「AI体験~IBM Watson(※1)を利用したチャットボットの作成」です。
最近では、TVのニュースを見れば耳に入ってくる言葉となった「AI」。Artificial Intelligenceの略で、一般的に人工知能と訳されます。
Pepperくんにおはよう!と伝えると、おはよう!とまるで人間が返事をするように答える姿をみたいことはありませんか?また、将棋の棋士とコンピューターが対局したニュースもありました。
「人間が行う行為(知能)をコンピューターにプログラミングすることで、同じ行為(知能)をコンピューターが行うことができる技術」と解釈されますが、挨拶だけではなくもっともっと複雑な事、例えば思考力がプログラミングされ、人間の悩みを解決してくれるAI(ロボット)の友達がいるなんて時代も、さほど遠くはないかもしれませんね。
その「人工知能(AI)」を実際に簡単なプログラミングを通して体験していただこうというのが、今回のインターンシップの目的です。
当日のタイムテーブルです。
(弊社の壁に、インターンシップ担当者の手書きスケジュールです^^;)
10時半~ウェブインパクト代表取締役社長 高柳からウェブインパクトとは?どんな仕事をしている会社か、どういったシステム開発や自社製品を持っているかという説明から、これからのIT業界について、学生たちと質疑応答を交え1時間ほど談義をしました。
社長の話を聞く学生たち |
昼食は、社長、技術部長、午後から指導を行うエンジニアも加わり、東京コアのある神田で美味しいランチと(社員から)評判の高いお店に行きました。
昼食休憩をはさんで、午後からは実技に入ります。
「IBM Watson(※1) Conversationを使ったチャットボットの作成」と題し、通常開発の業務を行っているエンジニアが、今日は先生となって、学生たちに指導をしました。一人1台のパソコンを前に、はじめてのAIプログラミングに興味深々な様子でした。
真剣に実技に取り組んでいます |
使用するテキストは弊社エンジニアがすべて作成しています |
参加した学生たちは、皆さんプログラミングの経験者で、実技はスムーズに進行しました。途中、作成したボットを各自スマートフォンで作業確認をしたときは、うまく反映された人と、うまく反映されなかった人といたようで、なぜうまくいかないのか?という原因究明もしっかりと行い、最後は全員「チャットボットの作成」ができました。
参加した学生たちの出来がよく、時間に余裕があったため、追加実技として「AIプログラミングの応用編、実践編」も加え、途中休憩もはさみながら約3時間半の実技を活発に行うことができました。
参加した学生たちからも、「AIについて興味が深まった」という感想がありました。
これからIT業界に就職を考えていくにあたり、新しい技術に興味を持ち、習得していく事が実務に繋がると思います。またその技術を実践できる企業でなければなりません。
私たちは、少数精鋭のITベンダーだからできる事を追求し、実践しています。
インターンシップを通して、ウェブインパクトを知っていただき、エンジニアという仕事を少しでも実感してもらいたいと思っています。
ウェブインパクトでは、2017年秋/冬インターンシップを継続して開催しております。開催日時や場所は、弊社採用ページからご確認ください。
多くの学生の方とお会いできる事を楽しみにしております。
※1 弊社はIBM Watsonエコシステム・パートナーです。
https://www.softbank.jp/biz/watson/partner/list/